こんばんわ♪
早いもので 明日はバニラさんの二七日です。
時折 涙が止まらなくなる時もありますが
ほぼ普段通り 暮らせてます。
いまだ バニラさんはいつも通りべったりとせず
家の中のどこかで マイペースに寝そべってるような
そんな気持ちでいられます
現実逃避的ですが それでいいんじゃないかなと思ってます。
今日は 焼き馬肉山盛りトッピングのフードと
大好きなゆで卵です
バンちゃん ごちそう用意したから
今夜こそ 会いに来て~
アンジーちゃん ベルちゃん
お花ありがとうね
最後の日の記事を考えるのに 随分と考えてしまいました。
あまり詳しく 書かない方がいいかな…
写真は どうしよう…
でもありのままを 見てもらおう。
バニラさんの 最後の姿を。
もしも見たくない方がいらっしゃったら スルーしてくださいね。
きっと とても長くなりますので。
長い辛い夜が ようやく明けてきました。
水だけは 強制的に与えられたのですが
食べ物は 頑として受けつけません。
薬を飲んでほしい…
前に姉が 小雪ちゃんに薬をあげていた
方法を思い出しました。
薬を粉々にし 水で練って上顎に塗りつけるのです。
嫌がるけど 一番効果的な飲ませ方。
バニラさんにも試してみると 初めての事で
とっても驚いてました…
ごめんね…でも薬が効いたら 楽になるからね…
酸素ルームも早い時間から 何度も電話をかけてみるのですが
やはり開店時間にならないと つながらないみたい。
気持ちが 焦る…
私が焦ったって バニラさんはちっとも楽にならないのに…
ようやく電話がつながり すぐに届けます。
お昼までには 着けますよ。 とのこと。
ありがたい 少しほっとする。
薬が少し 効いてきたのか?
バニラさんの呼吸が 夜中ほどひどくない。
よかった~これで酸素室に入れば もっと楽になるはず。
泊まり勤務明けのホーミーも 同僚の方の計らいで
勤務終了即 帰らせてもらえた。
ここにも 暖かい人たちがいた。
どうしても仕事が休めない私と 交代できる。
バニラさんを一人にしなくて済みそう。よかった。
少し眠っている バニラさん。
これがバニラさんが生きていた 最後の写真となりました…
仕事が始まる前に 酸素ルームが11時には届いたこと。
ビニールの臭いがスゴイが 何とか入っているという事を
ホーミーからのメールで 知りました。
なんとか仕事のピーク時を終え スマホに目をやったらば
ホーミーからの不在着信。
バンちゃん 楽に呼吸できてるかな~聞いてみよ。
電話をかけると ホーミーの叫びが…
「バニラが痙攣した!泡吹いて 失禁した!
病院に連絡したら 落ち着いてから
少し酸素室に入れて 連れて来てくださいって!」
うそうそうそうそうそ…どうしたらいいん!
私は頭が 真っ白になりそうでした。
仕事なんか してらんない!
即責任者に話し 帰らせてもらいました。
普段の運動不足がたたり 走っても走っても
前に進まない!
呼吸が苦しくて苦しくて…でもバニラは もっと苦しい!
泣きながら 一生懸命走った。
家に飛び込んだ私の目には 驚いたような顔をして
相変わらず息の荒いバニラさんがいた。
意識は戻っていた。
でも腰が抜けたのか 足が立たない。
今まで出来なかった カエル足になってる。
ホーミーと即席の担架で 車に乗せ病院へ走りました。
車の中で 「すぐに病院に着くからな!
先生に診てもらったら きっと楽になるから!
大丈夫やからな!バンちゃん 大丈夫やからな!」
と励まし続けました。
病院に着いたら バニラさんは酸素室へ連れていかれました。
先生から 入院させて酸素室に入れて様子を見ます。
明日は予定していた検査もしますので
面会は いつでも来てあげてください とのこと。
担架に乗った後姿…それがバニラさんとの 最後のお別れでした…
「もう大丈夫やで」 って声かけたのに…
まさか…まさか…それが最後になるなんて…
夕方の診察時間に 面会に行こう。
とりあえず私は仕事に戻り 夕方を待ちました。
仕事が終わって 門を出た時スマホが鳴りました。
病院から…
「バニラちゃんの容態が 急変しました。
いま心肺停止状態なのですが すぐに来れますか?」
入院すれば どうにかなるんじゃないか…
そんな安易な考えは 打ち砕かれました。
ホーミーと車を飛ばすも 夕方の通勤ラッシュ。
途中で再度病院から連絡。
「30分程蘇生してますが 帰ってきません…
これ以上すると 体に傷がついたら可哀想だと…」
ホーミーと話し 「もうやめてやってください。
いま向かってますので。ありがとうございました…」
バニラさんが 死んだ…
うそ…なにそれ…うそ。
病院では バニラさんは汚れた所を洗って
乾かしてもらってました。
私はバニラさんを ぎゅっと抱きしめてあげました。
苦しかったね…よく頑張ったね…
「また痙攣を起こしたんですか?」
と尋ねましたが そうではなく急に苦しみだしたとのこと。
「はっきりとした病名も わからないままで
こんなことになってしまって…」
と申し訳なさそうな先生。
検査をしても悪い所が見えなければ
先生だって どうしようもなかったはず。
2週間近くも具合が悪かったから
内臓ももう 持ちこたえられなかったのかな…
眠るようなバニラさんを 大好きなお家に連れて帰りました。
いつものように眠っているような バニラさん。
治らない病気かもと言われ 何年…何か月か後には
こんな日を迎えるとは思っていたけど…
早過ぎるよ…
まだゆっくり お別れも出来てないし…
もっとちゃんと 病気も見つけてあげたかったよ…
酸素ルームも 一時間ほどしか使えてないじゃん…
食べられそうなもの 色々考えてたんよ…
ちょっとでも長く バンちゃんといたいから
仕事 辞めちゃおう!って思ってたんだよ。
ゴルパラTシャツを着て お気に入りのオモチャを抱え
いつものお布団で眠っているバニラさん。
じっと見てると ご自慢の大きな真っ黒のお鼻からは
今にも ごごごーっってイビキが 聞こえてきそうでした。
もう苦しくないんだよね。
ゆっくりぐっすり 眠れるんだよね。
それだけが 救いでした…
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順調にまわれてるかな~
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